タイ⑨ シーサッチャナーライの象

シーサッチャナーライ アジア
シーサッチャナーライ

◆ルート

日本→中国→ベトナムラオスタイ

◆現在地および移動ログ

【シーサッチャナーライ歴史公園】

近くにあるスコータイなどとともに、世界遺産「スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町」を構成する。

スコータイ王朝時代に、皇太子や副王が住み、治めた土地として、様々な遺跡が残る。

◆2018.8.31

韓国人のおばさんと打ち合わせたとおり、朝7時10分ころに宿を出て歩いてバスターミナルに向かいます。

「基本的に歩く」という僕にスタンスにおばさんを付き合わせるのもどうかな、と思ったのですが、バスターミナルまでは1.5kmくらいだし、

まあ一緒に来るってことはそういうこと。

ちなみに僕は荷物を全部持って出てきました。

シーサッチャナーライからスコータイに帰ってきたら、そのままバスターミナルからメーソートという国境の町に向かうためです。

メーソートからは歩いてミャンマーに渡ります。

そのためタイでの日々も今日、明日で終わりです。

ちなみに僕はおばさんとシーサッチャナーライに行きますが、観光は別々という話になってます。

僕はメーソートまで移動したい関係で、シーサッチャナーライを早めに出たいんですよね。

だからチャリで観光したいんですが、どうやらおばさんはチャリに乗ったことがないらしい。

「チャレンジしなよ!」って言うんですが、「怖い」の一点張り。

そのため観光は別です。(ひど…くはないはず。)

 バスターミナルについて、チケットを買う…はずだが、なぜか目当てにしていた8時のバスがないとのこと。

理由はわかりませんでした。

8:15に大きいバスが来るらしいので、そちらに乗ることに。

乗車賃は50バーツ(150円)。ちょっと高い。

ちなみにスコータイからメーソートまでのバスも確認。

何本もありましたが、16:15発の便があったのでこれを目標にします。

スコータイ-シーサッチャナーライ間は1時間20分くらいなので、14:00ころあっちを出てくれば良さそうですね。

スコータイからメーソートは3時間くらいなので、19時過ぎにはメーソートに着くみたいです。

シーサッチャナーライでの観光時間を考えても、これで行ければ良いかなー。

8時ころ来たバスに乗り込む。

バスはちょうど予定の8:15頃に出発しました。

バスでは偶然、昨日会ったイタリア人2人と一緒になりました。

彼らもシーサッチャナーライに行くみたい。

僕にシーサッチャナーライを教えてくれたスペイン人には会いませんでしたね。

今日来るって言ってて、会いそうだなーと思っていたんですが。

バスは1時間くらいでシーサッチャナーライに着きました。

ちなみに僕らは事前に歴史公園に行きたいということをバスドライバーに言っておいたため、バスターミナルでなく歴史公園の入口付近(見た感じはただの道端)におろしてもらえました。

調べるとここは、ワット・プラシーラッタナーマハータートという遺跡の近くみたいです。

ちょうどそこにレンタサイクル屋もあったので、自転車を借りる。

値段は確か、50バーツだった気がする。(定かじゃないけど)

僕が自転車を借りているうちに韓国おばちゃんは先に行っちゃった。

まあたぶん、最初の遺跡で一緒になるでしょってことで。

自転車屋に訊くと、スコータイ行きのバスは12:00、14:00、15:30発らしい。

ちょうど14:00があったのでラッキー!

これで戻ればちょうどメーソートに行けるはず。

イタリア人2人がなにか迷っているようなので事情を聞くと、

なんでも彼らは、この近くにあるという象の保護地区を探しているらしい。

場所はわかっているんだけど、行き方とか入れるかどうかがわからないらしい。

でもネットだと何人かの人が写真を上げているんだって。

もしかしたら日本語なら、彼らが知らない情報があるかも知れないとおもい、調べてみるも、彼らが言ったような情報しか出てこない…。

行った人のブログを見ても、どうやら会社の研修とか視察で行ってるっぽいですね。

ちなみにあとで、インフォメーションセンターでこの件を聞いてみたのですが、

彼らでも詳しい情報は持っていないようでした。

しかしとりあえずバスなどの公共交通機関がないことは確実みたいです。

行くためにはバイクや車をレンタルするか、タクシーで行く必要があるみたい。

まあ行ったところでこの感じだと、一般人が見学できるとは思えませんが。

どっちにしろ僕はそこまでの時間はないため、おとなしく遺跡を見学します。

まずは一番近い、ワット・プラシーラッタナーマハータートを見に行きます。

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こちらが門。

ここから歴史公園に入っていきます。

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門の先、すぐにある河。

ここを渡るんですが、チャリだと少し怖いな。

バイクもガンガン飛ばして橋を通っていくけど、地元民すげーな。

橋を渡るとすぐにワット・プラシーラッタナーマハータートがあります。

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遺跡脇では、露天の土産物屋がありました。

これは石鹸みたいです。

でもほとんど人いないんだけど、採算とれるんだろうか。

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遺跡の門の上。

微妙に顔があります。

いつの間にか合流した韓国おばちゃんいわく、「アンコールワットのバイヨン寺院と一緒だね。」だそうです。

やはりここもクメールエッセンス。

そういえば知らぬ間に、韓国おばちゃんと中国人の学生が一緒に行動していて、3人でここの遺跡を見て回りました。

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仏像の芯だけ残っている…。

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埋まってる系仏像。

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ちなみにここまでの写真は全部、ワット・プラシーラッタナーマハータートです。

やーホント見応えありますし、人がいない!

ここの遺跡を見終わったところで2人とはお別れ。

僕だけ自転車で歴史公園の中心部を目指します。

ちなみに中心部の地図はこんな感じ。f:id:sasetsu_u:20180902160314j:plain

こちらもスコータイと同じように、枠で囲われています。

先程見たワット・プラシーラッタナーマハータートはこの地図外です。

位置的言うと、右下のほうにあります。

ワット・プラシーラッタナーマハータートから中心部の入り口までは3km位あるので、やはりここもチャリを借りたほうが良いと思いますね。

普通なら。

中心部に向かいながら、小さいお寺をいくつか見学。

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犬がいて入れない…。

別の入り口から入りました。

遺跡を見たり、道を間違えたりしてるうちに中国っ子に何度も追いつかれる…。

結局途中から歩いて一緒に行くことに。

そういえば韓国おばちゃんがいない。

「おばちゃんどこ行ったの?」って訊いたら、

「知らない!」ってめっちゃ笑いながら言われました。

何この子恐ろしい…。

今から考えると、たぶん英語が伝わらなかっただけだと思うけど…。

中心地の入り口。

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ここもチャリで入るためには10バーツ増しで払わなきゃいけないので、チャリは入り口に置いていきました。

だだっぴろーい芝生に遺跡が散らばっています。

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スコータイより少し閑散としていて素晴らしい。

中心部の中の更に中心付近にある3つの遺跡だけ見て帰ろうと思っていたんですが、

なぜか流れで、中心部奥の丘の上にある遺跡を見に行くことに。

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山を登る。

なんでこの子めちゃ元気なの?

チャリの僕に追いついてきてるし、どんどん階段をのぼってく…。

凄すぎじゃない?

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丘の上の遺跡。

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ここではイタリア人達と遭遇。

象の保護区は諦めたみたい。

丘を降りて、遺跡群の中心にある大きい遺跡へ。

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塔を下で支えてるのは、動物は象らしい。

鼻が取れてしまって原型がない。

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ここらへんでイタリア達と再度遭遇。

結局4人で見て回りました。

最後に、残しておいた一番メインの遺跡を見る。

ここもさっきの流れで4人で見て回る。

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鳩のすみかになっている。

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これも象だったみたいです。

この辺には昔から象がいたんですね。

それが近年少なくなってきてしまったので、保護区を作って象を守っている…と。

なんか出来過ぎなストーリー。

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見終わった後、せっかくなので4人で写真を撮っていたら、

近くにいたタイ人の観光客も一緒に入ってきて10人くらいで記念撮影することに!

シーサッチャナーライ、楽しかった!

他の3人はまだ見て回るというので、僕だけチャリでバス乗り場に帰ります。

バス乗り場には13:55に到着。

ちょうどいいタイミングです。

そしてバス乗り場でバスを待っている韓国おばちゃんを発見!

なんでも中心部に行く途中で、疲れたから戻ってきたらしい。

たぶん中国っ子のペースについて行けなくて、心折られたんだろうなあ。

かわいそうに…。

14:00のバスを待つ。

のハズが、14:15になっても来ない。

レンタサイクル屋のおじさんに訊いてみると、本当は14:30発らしい。

おじさんが持っていたタイムテーブルで14:00だったんだけど、どういうことなの…。

たぶん日によって変わるんだろうなあ。

あんまりバンコクにいたときはタイ人時間は気にならなかったけど、これが本来の南国クオリティです。

14:20ころ中国っ子が意気揚々と戻ってきた。

この子ホントすげーな。

本当はチャリ使ってたんじゃないのかと思ってしまうくらい。

14:30頃ちょうどきたバスにみんなで乗り込み、スコータイに戻る。

スコータイには16時前に到着。

そこから16:15発のメーソート行きのバスのチケットを買おうとするけど、満席みたい!

マジかー。

「朝予約しとけば良かったのにー。」とか言われたけど、そもそもこの時間にここに来れる確証もなかったしなあ。

まあこういうのは結果論。

少し高いバスなら6時ころあるということなので、そちらに乗ることに。

なんとか移動できたんだから良かったということにしておこう。

バスの中で近くに座った小学生くらい女の子が、タイ人とヨーロッパ系(国はわからなかった)みたいで、英語が話せたためちょっと話をする。

話している中で気付くが、このバスメーソート行きじゃないらしい!

メーソートの手前のタックっていうところで止まるらしいので、そこからまた乗り換えなきゃいけないらしい。

え。。。それは事前に教えてほしかったなー。

タックでミニバンに乗り換えてメーソートに向かう。

メーソートには着いたのは20時半も過ぎたころ。

ちなみに最後のバスではメーソートまで乗っていたのは3人だけ。

ホテルから100mくらいのところを通りかかったときに降りたいということを運転手に伝えるのだが、

これが全く聞き入れてくれず、1km以上通り過ぎたところにあるバスステーションまで連れていかれる。

まあしょうがないけどさ!

ちなみに、流石に遅くなりそうだったので、ホテルはバスの中で予約しておきました。

メーソートはちょうどいい安宿がなかったので、450バーツ(1,500円)でダブルの部屋に泊まります。

まあ、たまにはね。

メーソートの街。

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メインストリートではないとはいえ、かなり静かだ。

まだ時刻は21時をまわっていない。

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バナナハウス。

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お寺。

2kmくらいを歩いてホテルに向かう

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若者が集まるバーがあった。

ただ、あまり面白そうな感じではないかな。

ここも野犬が多い。

2度、細い道を3匹ほどの犬に阻まれ、遠回りすることに。

だってまだ30m以上離れてるのに、こっち見て3匹で吠えまくってるんだもん。

ホテルには近づいているはずなのにたどり着けない…。

最後、「この道が阻まれてたら終わり!」という道を進んでいくと、正面の交差点から10匹以上の犬の群れが躍り出てきた!

しかも後ろにも2匹ほどの犬が着いてきてる!

あーもうこれは進退極まったか・・・

と思ってとりあえずその場でずっと固まっていたら、

彼らは割とおとなしかったらしく、すぐに去っていきました。

22時も過ぎた頃ホテルに到着。

が、予約が通っていないと言われる。

ホテルのスタッフじゃ話にならない(そもそも英語が話せない)ため、

遠方にいるオーナーに直接電話して問い合わせる。

どうやらホテル側の手違いで、部屋がないのに僕の予約が通ってしまっていたらしい。

仕方ないのでスタッフの紹介で、近くにある別のホテルまで連れて行ってもらう。

連れて行ってもらったホテルは1泊490バーツらしい。

当初の450バーツでも奮発してたのに490バーツとか払えん!とゴネたら、なんとか450バーツまでまけてもらった。

実際、バーツの手持ちが少なかったけど、もうバーツはおろしたくなかったのでたかが40バーツだけど、けっこう助かった。

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もうご飯を食べに外に行く気力はないので、セブンのおにぎりとカップヌードルで早々に夕食を済まして就寝。

タイ最後の夕食がこれとは。。。

まあせっかくあったセブンイレブンを楽しんだってことで。

明日は国境越え。

ミャンマーのミャワディに行きます。

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