◆ルート
◆2018.9.7
バスは朝の5時ころ、ニャウンシェの街に着きました。
なんっかいつも早いんだよなー着くの。
朝8時とかについてくれると楽なんだけど。
到着した場所は特にバスターミナルでもなく、ただの路上でした。
こんな時間でもバスを盛大に出迎えてくれるトゥクトゥクの兄ちゃん達には、お疲れ様と言いたいが、あいにくミャンマー語はわからない…。
僕の宿はバスを降りたところから500mくらいのところだったので、とりあえず歩いて宿に到着。
まだ5時半で、こんな朝早く人いるかなーと思ったけどやってた!
レセプションで話をしてみると、もちろんまだチェックインはできないらしいけど、こういう早く来ちゃった人のための部屋があるらしい!
しかもベッドも使っていいと!!
すげー!!こんな宿初めてだわ!神!!
遠慮せず使わせてもらいます!!
もちろん速攻で眠りにつく・・・。
とりあえず昼まで寝させてもらった後、これからどうしようか考える。
ここニャウンシェに来た目的は、この近くにある”カックー遺跡”という場所を見るためです。
ただ、ニャウンシェからカックー遺跡までは結構遠く、かつバス路線とかがまったくないらしいんですよね…。
そのためタクシーをチャーターしなきゃいけなかったりするわけです。
予定では、今日宿に着いてあわよくば宿で仲間を見つけ、明日一緒にカックーに行くことでタクシー代を割り勘しようと思っていたんですが…。
こりゃきついな。
宿は欧米人のグループ(?)ばっか。
やっぱりまだ欧米人と話すのって難しいし、疲れるんだよなあ…。
彼らも、もちろんほとんどの人はネイティブスピーカーじゃないはずなのに、英語の話すスピードがアジア人と段違いなんですよね。
やっぱり欧米系の言語は似てるから、英語も習得しやすいらしいですね。
生まれた時からリンキングを練習してるかどうかってのは、やっぱりでかい違いだなあ。
そのせいか、欧米人とは宿で話をすることはあるけど、自然と「一緒にどっか行こう」みたいな感じにはならないんですよねえ。
まーこれも慣れの問題と、僕がけっこう強行日程を組んでるってこともあるんですけど。
インド抜けたらもう少しゆったり旅するかなー。
そういえばタイであったトルコ人が、「トルコ語は西洋、東洋両方の言語と似通ってる部分があるから、どの言語も習得しやすいんだよ。」なんてことを言ってました。
彼は大学で経済を専攻していたらしいんですが、大学では外国語の授業を4種類もとっていたらしいです。
(確か、日本語、英語、イタリア語、スペイン語?)
日本語は数ヶ月しかとってなかったらしいですが、ちょっと喋れてました。
まあよく使うフレーズをちょっと喋れるだけなら珍しくもないんですが、彼のすごかったところは、僕の日本語を少し聞き取れてたとこなんですよね。
(もちろん一部ですが。)
日本に住んでた人以外で聞き取りができる人ってかなり少ないので、すげーなー。羨ましいなーと思ったもんです。
てかミャンマー入ってから、ほとんどアジア人の旅行者は見てないよ。
日本人にとってもまだミャンマーって遠い国だと思いますし、周辺諸国と比べるとどうしても観光に向いた国とは言えませんからねえ。
インレー湖は、ボートクルージングや近くに住む首長族に会いに行くツアーが人気らしいけど、ぶっちゃけどうせ観光用だろうし、あんまり興味がわかなかった。
と言っても、せっかくインレー湖近くまで来たので湖を見ないで帰るのもどうかなということで、街で自転車をレンタルしてインレー湖までサイクリングをすることに。
自転車は宿の目の前のレンタル屋で、6時間2,000チャット(160円くらい)で借りれることに。
インレー湖までは10kmちょいです。
久しぶりのチャリンコにまたがり、レンタル屋の人に教えてもらったおすすめポイントを目指します。
インレー湖までの道には、どこか懐かしい田園風景が広がります。
この時点では湖の面影もありませんが…。
そして、チャリやバイクに乗るときは気持ちよく晴れるという法則。
いくつかの変な建物を横目に更に進む。
下の写真のヤツは入ってみたかったんですが、「観光客禁止」って書いてありました。
どうやら地元の小学校みたいです。
パゴダかな?
こちらも中には入れないみたいでしたが、いい雰囲気ですね。
とりあえず最初のポイントである”Maing Thouk”と言う場所に到着。
ここには木でできた長い桟橋があります。
涼しい風が吹く、気持ちの良い場所です。
ちなみにこの場所は三方山に囲まれた場所なので、だいたいどこを見ても遠くに山が見えますね。
来ている人も、地元の人が来て静かに写真を撮っているくらいで、落ち着いていて良い場所です。
桟橋を沖の方に更に進むと、完全に陸は桟橋から離れた店がいっぱいあります。
ボートでしか行けないらしいです。
しばらくボートの優雅な往来を眺める。
この時点でまだ出発してから二時間もたっていない。
せっかくなのでもうちょっと進んでみることにする。
ネットで調べると、さらに10kmくらい行ったところにいい場所があるらしい。
再びチャリを転がし、湖沿いを進む…。
ただ一個残念なのが、 湖沿いの道ってけっこう湖から離れてるんですよね。
おそらく1kmくらい。
そのため道中はほとんど湖が見れない…。
まーそのかわり、両側に畑や田んぼが見えるんですけどね。
僕は湖の東側を進んだ(詳しくは昨日の記事のマップ参照)んですが、誰か西側も試してみてほしいですね。
次の目的地の”Golden Island Cottages”という場所に到着。
ここでは、先程言っていた湖から1km離れた道を離れ、湖の方に降りる細い道を進んでいくと…。
コテージがいっぱいあるホテルが!
ここでは宿泊客じゃなくても食事が取れるらしいので、いただくことにする。
が、確認したらお金全然持ってなかった!
実は朝から何も食べてないのですが、逆に空腹状態が裏返って全然腹減ってない…。
ただ、ちょっと暑くもなってきたので、安いアイスとビールだけいただくことに。
ちなみに何も食べてなかった理由ですが、実はミャンマー料理が苦手だからです。
何食べても脂っぽいんですよねえ。
まあ当然、普通のチャーハンや焼きぞば的なものはどこに行ってもあるんですが、「じゃあミャンマーで食べなくてもいいじゃん!」って思っちゃう。
本当にお腹が減ってたら食べるけど。
そういえばこの場所、他の客は誰一人見ませんでした!
かなり穴場な場所のようです。
インレー湖沿いは、他にもホテルやスパがいっぱいあるので、そこを開拓してみるのも面白いかも。
ゆっくり食べているとスタートから3時間くらいたってしまっていたので、戻ることにします。
帰りは来た道を戻るだけですが、少しだけ寄り道。
実はインレーはワイナリーで有名らしいです。
ワインとか普段全く飲まないけどね!
けっこー格安でテイスティングできるところをレンタサイクル屋に薦められたので一応行くことに。
”Red Mountain Estate Vineyards & Winery” という場所です。
名前の通り山の上にあり、500mくらい急坂を登らなくてはならず、めっちゃ大変でした。
何度やめようと思ったことか…。
そういえばお金はないけど、地図を見るとワイナリーの中にATMがあるらしいので安心です。
ワイナリーにつく。
ここでは普通のレストランとテイスティングの場所が別れています。
テイスティングができるのはレストランの奥ですが、まずはATMでお金を下ろさなければ。
が、レストランのスタッフに聞くとどうやらATMは最近無くなってしまったらしい。
マジか…やられた!
財布に残るのは3,600チャット(300円くらい)のみだが、なんとかなるか??
なんとかなることを祈りテイスティングコーナーでメニューを見せてもらうことに。
が、残念!
テイスティングは、4種類のセット+つまみで5,000チャット!
1,100チャット足りなかった…。
が、交渉してみると3種類+つまみのセットで3,500チャットで良いとのこと!
こんな感じで、赤ワインは1種類切り落として、3種類!
まー赤より白のほうが好きだったようなので、結果オーライだったかな~。
日没まで慣れないワインを楽しんでから、ニャウンシェに戻りました。
ニャウンシェでは明日のカックー遺跡行きの手配をしましたが、そこらへんの話は明日の記事でまとめて!
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