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◆2019.6.21
今日はサンタクララを街歩きする。
宿のコンセント!
まさか日本のやつがそのまま使える!
こういう国は初めてな気がする!
宿で出た朝食!ビスケットときゅうりみたいなやつがメインです。
あとはヌガーみたいなお菓子。
正直あまり美味しい物ではなかった。
もうちょっと腹にたまるものがほしい。
宿を出て、まずはキューバ革命の激戦の舞台になった場所に行く。
キューバの市街には野犬がいっぱい。
きほんはみんなおとなしいんだけどねえ。
この旅ですっかり犬嫌いになってしまった僕としてはちょっと困る。
Wifiカードを買いに並ぶ人々。
この順番もぐっちゃぐちゃだけど、昨日のバスターミナル形式で、ちゃんとみんな自分の番がわかっている。
キューバでは初めて!公衆電話を使う人を見た!
いやこの旅に限らず、日本でも見ない。
最後に見たのなんて10年は前なんじゃないか…。
アフリカでも見ない、公衆電話を使う人がいる国、それがキューバです。
そう言えばここで街歩きしてて思うのは、黒人・白人が本当に自然に混ざっているということ!
母子が居て、母が黒人で子供がかなり白人ぽかったりね。
あー、父親が白人なんだなーってわかる。
まあいないのはアジア系くらいですね。だから僕が一番目立っていると思う。
中心から1kmくらい歩いてキューバ革命の記念碑がある場所へ。
この場所はキューバ革命でチェ・ゲバラ率いる革命軍が、政府軍の列車を攻撃して多くの武器を奪った場所。
この戦いで革命軍が勝ったことで革命軍の勝利が決定的になり、この3日後には当時の大統領が国外亡命し、キューバ革命が成功したんだとか。
革命軍はブルドーザーを使って、ここを通る政府軍の列車を脱線させたらしい。
本物かわからないけど、ブルドーザーの碑があった。
当然のように解説はすべてスペイン語だけど。
こんな感じで列車も残されていて、中が博物館みたいになっている。
当時のチェの写真。
当時の武器とか。
制服とか?よくわからん…。
これは爆発を表しているんだろうか。
近くのお土産屋にはチェ・ゲバラばっかり。
変なブタの置物。
アフリカとはちょっと毛色が違う。
こちら歩くチェ。
彼の身体にはたくさんの小さい人たちがくっついている。
ベルトのところから兵士がいっぱい。
近くに駅があるみたいなので、ちょっと散歩して行ってみた。
サンタクララ駅。
中はすっからかん!
廃駅ではないみたいだけど、多分週に数本しか電車は通らないんだと思う。
線路も渡り放題!
列車があったけど、使ってるんだか使ってないんだか微妙なラインの古さだな…。
まあ少なくとも乗りたくはないなーと思った。
さて、とりあえず宿に戻ろうと歩いていると、小さなローカルのピザ屋の客引きに捕まり、店の中に引きずり込まれた。
ここはピザ工房。
ちっちゃいサイズのピザがいっぱい。
ピザ、見てたらなぜか「手伝えよ!」みたいなジェスチャーをしてくる…。
なんでよ…とか思いながら、流れに飲まれてとりあえず2つほど作ってあげる。
焼き上がったピザは、型から外して厚紙の上に乗せて出来上がり!
そう!この店には皿というものがない!
厚紙だからめちゃくちゃ熱い。
そして彼は「ピザを食べろ」という。
そういうことかよ!ひどい押し売りだな!!
まあ一個だけ食べてあげました。
流石に2つもいらん…。
彼は「もう1個食べろよ!自分で作ったんだから!!」とか言っていたけど、途中で諦めてくれた。
支払いをすると、こんなメッセージをくれた。
んー読めないけど、最初に値段が書いてあって、最後に「ありがとう」って書いてあるから、領収書兼感謝の手紙みたいな?
よくわからんけどありがたくもらっておいた。
そして店を出ようとしていたら、彼は僕のイヤホンを指差し「これくれない?」みたいなジェスチャーをしてくる。
Google翻訳で「なんでだよ!」ってきいたら「君との友情の印だ」だって。
いやいや普通にイヤホンほしいだけでしょ!
流石ラテンの人!調子良すぎ!!
最後にもう一枚のメッセージとウインクを来れた彼。
人生楽しそうだなー。
更に宿に向かって歩いていると、葉巻屋を発見。
そう言えばキューバって葉巻が有名らしいな…。
ちょっと中に入ってみる。
葉巻の素!ここは葉巻の工場だったみたい!
見学は駄目!って言われたけど、代わりに
葉っぱをもらった…!
でもこれをどうしろというのか?
これ荷物に入れて日本に帰ったら、空港で引っかかったりするんじゃない?
高級葉巻!
キューバの葉巻は高級ブランド。
同じ品質でも「キューバ」っていうだけで、値段が倍以上に跳ね上がるらしい。
街の中にはこんな感じの小さいショップが多い。
こちらはパンを売っている。
キューバはアイスも有名。
国営のアイス屋があるのなんて世界でもキューバくらいだろう。
キューバは暑いからアイスがほんとにありがたい。
昨日とは違うスーパーに寄ってみた。
品種類はまあまああったんだけど、棚がガラッガラ!
アメリカと国交回復したと言っても、やっぱりまだまだモノがすくないのね。
靴やも見たことがないメーカーばっかり。
アディダス…ではない。
一度宿に戻って荷物を回収。
今日はこれから近くの「Remedios(レメディオス)」という小さな町に行く。
全然有名な街ではないんだけど、どうやら今夜はそこでフェスティバルがあるらしいので、足を伸ばすことにしたのだ。
宿の人には、レメディオスまではプライベートタクシーを頼む必要があると言われてたけど、流石にそれは高い。
バスターミナルに行けばシェアタクシーも見つかるかな?と思い、とりあえずバスターミナルを目指す。
その前に、
バスターミナル近くにあったチェ・ゲバラ霊廟に立ち寄る。
え?これだけ?と思ったら、裏にもう少し見るところがあった。
霊廟の後ろが入れる様になっていて、博物館&ちゃんとした霊廟みたいになっていた。
てかここで初めて知ったんですが、チェ・ゲバラってキューバ人ではないんですね。
アルゼンチン人だったとは…。
知らなかった。
霊廟を離れてレメディオスに向かう。
バスターミナルで情報収集していると、レメディオス行きのシェアタクシーが集まる場所があるという情報を手に入れた。
タクシーでとりあえずシェアタクシーの場所まで連れてってもらう。
数キロだったけど、2CUC(200円)とそこそこのお値段。
ここでシェアタクシーを探す。
すぐに見つかったのだが、値段を訊くと40CUC(4,000円)!
はあ…?おかしいだろ!!って揺すったら3CUC(300円)になった。
極端すぎでしょ…。
みんなお調子者な分、アフリカよりたちが悪い気がする…。
人が集まるのを待つ。
ジュースを買ったら、
キューバ・ペソ(ローカルの人が使うお金)をお釣りでもらってしまった!
上がペソで下がCUCね。
同じような感じだけど、価値は25倍違う!
たしかにペソのほうが、色が薄くてボロッボロな感じがするけど…。
人が集まったらレメディオスに出発!
一見普通の車だったけど、中はこんな感じ。
後部座席は通常のシートが全部取り外されていて、窓を背にして向かい合って座るような感じになっている。
タクシーに乗って1時間くらいでレメディオスへ!
レメディオスは、街の中心に公園がある小さな街だった。
端から端までが2kmくらいしかないと思う。
そんな小さな街だったので宿もすぐに見つかる。
ここも15CUC(1泊)でツイン部屋。
ところどころでフェスティバルの準備がなされていた。
まあ実は祭りって言っても、どんな祭りかは全然知らないんだけどねえ。
ラムを使ったカクテルのモヒート。
モヒートはキューバ発祥らしい。
どこに行ってもやたらモヒートを推してくる。
一旦宿に戻って夜になるのを待つ。
ちょっと昼寝していたら、気づいたら夜になっていた。
祭りは9時ころから始まるって聞いてたけど、もう10時だ。
そろそろ盛り上がってくる頃だろう。
出店がいっぱい出ている…けど、正直そんなに賑わっていない。
出店に出ている商品はけっこう普通の輸入物だった。
でも祭りの出店って言うより、普通のスーパーみたい。
公園にはたくさんひとが集まっている。
のだが、いまいち祭りって感じじゃないぞ!
昼に見たステージでもなんかやってるけど、全然人が集まっていない…。
遠くから見るとちらほら人はいるけど。
ステージで人が歌い始めたけど、みんな全然ノッてない。
ラテンアメリカのお祭りって言ったら、もっと歌って踊ってって感じじゃないのか??
しばらく見ていたけど全然おもしろくなかったので、10分くらい見てからすぐ宿に帰ってしまった。
正直無駄足だったなあ。
地方の観光は今日で終え、明日はハバナに帰ります。
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