ホテルおすすめの現地ツアーに参加!
前日、オアハカの民族植物園に行った話はコチラ↓
2020.2.5
僕は普段ツアーなどには参加せずソロ旅史上主義者なのですが、
オアハカ周辺には結構魅力的な観光地が多い。
いろいろ調べたけど、単独で回るのはあまりにもコスパが悪すぎるので、現地ツアーに参加することに。
まあ今回はガツガツ移動する旅というより、ゆったりするバケーションになりつつあるので、まあいいかなあと自分に言い訳。
普段はツアーとか毛嫌いしているけど、単純なので、今回は楽な方に方針が傾いた。
ツアーはたくさんある。おすすめはモンテ・アルバンツアーとメスケルツアー
宿の人に相談したところ、ツアーは何種類もあるのだが、おすすめは以下の2つらしい。
①モンテ・アルバンという世界遺産の遺跡を中心にまわるツアー
②メスケル(メキシコ特有のお酒)工場を中心みまわるツアー
少し迷ったけど、②はなんと言っても試飲ができるということで、コチラに!
ちなみに値段はたしか3000円くらいだったと思う。(もう2年近く前なのでうろ覚えだけど、、)
オアハカは観光地だけど、スれてなくてボッタクリ価格が無いのが個人的にGood
昨日の昼ころホテルを通して申し込んだけど、まだ空きがあったみたいで今日参加できることになった。
ちなみにツアー会社は現地の「Optimus」と言うところを使った。
オアハカでは定番の会社らしいので、どこの宿でも知っていて手配してくれるのではないかと思う。
世界一太い?トゥーレの大木
ツアー当日は朝ホテルに迎えに来てもらい、バンで最初の目的地トゥーレという街へ
ちなみにトゥーレは正式には「サンタマリアデルトゥーレ」と言うらしく、いかにもスペイン語圏な名前だ。
ここトゥーレの見どころは、「トゥーレの木」と呼ばれる大木だ。
この木は実は世界一太い木らしく、大人が30人で手を広げて輪になっても囲えないくらいなんだとか。
今は柵があって近くに行くことはできないけど、確かにでかい。
が、遠くから見るといくつかの木が合体しているように見えてしまい、正直デカさがよくわからない…。
屋久島の屋久杉とかこんなかんじなんだろうか?
実際のサイズでいうと、幹の周りの長さは屋久杉の倍以上もあるらしい。
ちなみにこの木はメキシコラクウショウというメキシコ固有のヒノキの一種で、世界遺産の暫定リストに挙がっているそうだ。
大木の隣には教会があった。
多分あまりにも大きすぎる木なので、神聖化されているんだろう。
オアハカの織物工房へ
お次は近くのちいさな織物工房へ。
なぜか写真があまり残っていないのだけど、町外れの小さな工房の中に所狭しと伝統工芸(?)の織物が飾られていた。
おばあちゃんが一人で織物を作っているらしく、実際に皆の前で機織りをしながら、歴史や材料について解説してくれた。
特に染料はほとんどのものを植物からとっているとのことで、サボテンからもサボテンの種類や加工方法で異なる色の染料がとれるらしい。
メスケル工場と贅沢な試飲会
お次はメスケル工場へ!
メスケルの原料はアガペ(リュウゼツラン)と言うサボテンの仲間だ。
リュウゼツランていうのはこういうやつだ。
これの葉っぱを取って、幹だけにしたものを蒸し焼きにするらしい。
こんな感じだ。円形のレンガ?で囲われたようなところが土鍋?のような役割を果たしているらしい。
たしか下から熱が入れられる様な構造になっている。
蒸したものを細かく切り裂いて別の場所に入れ、上から圧縮して絞り、成分を抽出するんだそうだ。
絞り出てきた液体を集めて樽詰めして発行させることでメスケルになるらしい。
お待ちかねのメスケル試飲タイム
工場見学のあとはツアーのみんなでメスケルを試飲した。
実は写真が全く残っていないのだが、昨日の市場にもあったようないろいろなフレーバーのメスケルを飲ませてもらった。
あれ?結構酔うんじゃない?って思うくらい種類が多くて、一緒にツアーに参加していた日本人の子は途中から飲むのやめていた笑
サポテカ文明のミトラ遺跡
お次はミトラ遺跡と言う遺跡群へ。
ミトラ遺跡はモンテ・アルバンという遺跡と並んで、オアハカ地域の2大遺跡のうちの1つだ。
ちなみにモンテ・アルバンとミトラ遺跡を両方行けるツアーというのは僕が探した限りだとなくて、今日はミトラだけにした。
モンテ・アルバンもミトラも、それだけなら単独でバスなどを使って行くことも可能だけど、ミトラのほうが周辺にツアーだと一緒に回れる観光地が多いので、ツアーを使ったほうがオトクだと思う。
ミトラ遺跡はサポテカという文明によって作られたらしい。
メキシコには古代文明がたくさんあって、どれがどれだかさっぱりなのだが、サポテカ文明はオアハカ周辺のみで栄えた文明らしく、マヤとかアステカと比べるとどうしても知名度が落ちる。
ここミトラの見どころはこの見事な壁画。
雷パターンの模様がくっきりと全面に入っている。
遺跡は小規模ながら、保存状態もよく、思ったより見がいがあった。
最後は自然のプール イエルベ・エル・アグアへ
ツアーの最後はイエルベ・エル・アグアという自然のちからによってできた、奇妙な形の池に行くことに。
ちなみにこの場所は2021年11月現在、閉鎖されているらしい。(詳細はわからないがコロナの影響かな?)
行く人は事前に確認したほうが良いかもしれない。
こんな感じで奇妙な形に岩が侵食されたところに、水が溜まっている。
ちなみにここは写真からもわかるように崖の先端に位置していて、
別の場所から見るとこうなっていて、結構普通に危ない笑
もしかしたら閉鎖されたのも、事故なんかが起きたからかもしれない。
トルコのパムッカレを思い出させるような場所もあって良い感じ。
今日は1日早足で観光名所を回ってきたけど、最後にこういう自然のところでゆっくり時間を過ごせるのも悪くない。
ツアー全体を通して
全体的に駆け足観光だったけど、各所でドライバーの方がちゃんと解説してくれたりしたので、かなり濃い1日になりました!
これで値段が3,000円くらいだったと思うので、めちゃくちゃオススメです。
ただ、やはりモンテ・アルバンとミトラが両方行けないのだけ残念だったけど。。
ということで、明日は心残りだったモンテ・アルバン遺跡のほうに単独で行ってみることにします。
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