◆ルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ジブチ→ソマリランド→エチオピアⅡ→ケニア→ウガンダ→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア→モザンビーク→マラウイ
【リロングウェ】
マラウイの首都。
人口も国内最大のため最大の都市と言われるが、実は経済の中心は南部のブランタイヤであり、リロングウェは住宅地としての側面が強い。
◆2019.4.6
今日は一日ブログ書きと今後の予定を立てることに費やした。
今後のルート迷ってるんですよねー。
ここから、マラウイ→ザンビア→(ビクトリアの滝から)ジンバブエ北部→ボツワナ北部→ジンバブエに戻ってくる→モザンビーク南部
みたいな感じでモザンビークに戻ってきたいな-とか思っているんですが、ビザ情報がね…。
ジンバブエは二度入国することになるからダブルをとるのかどうかとか、ザンビア・ジンバブエ共通のビザであるユニビザなるものをとるのかとか(そもそも今取れるんだっけ?)。
いろいろ調査したりとしていたら一日終わってしまった。
宿から出るのもダルいので、宿のレストランで昼食。
チキン&ライス&野菜というシンプルなメニュー。
これがけっこううまかった。
夕方たまたまマラウイのJICA隊員が1人、飯を食べに来ていた。
たまたまというかそもそもこの宿ってJICAのオフィスの隣にあるらしいんだけどね。
だからリシンガの友人も知っていたのだ。
まあそれはさておき、そのマラウイ隊員の彼といろいろ話をする中でマラウイと言う国の実態がわかってきた。
マラウイは「変わらない国」。
JICAはいろんな発展途上国に隊員を送っているが、その中で一番これまでの隊員数が多いのがこのマラウイと言う国らしい。
やはりその理由は、貧しく、教育も十分ではないため。
圧倒的に教師の数が少なく、質も低い。
その理由は結局貧しいかららしいんだけど。
で、それを何とかするために、JICAもたくさんの教育関係の隊員を送っているのだが、一向に成果が出ず変わらないんだとか。
特に変わらないのは算数教育。
大人でさえかけ算が全然できないというのはずーっと前からの課題らしい。
ちなみにこれは他の国からのボランティアも一緒で、KOICA(JICAの韓国版)はマラウイから撤退することも検討しているとか(もう撤退したかも)。
彼ら自身はお金がないし、僕らの基準で見ればそれを「貧しい」と思ってしまうけど、結局彼らは食えているし、現状に満足してるんだよなあ。
そう言えば近年経済発展が進んでいるエチオピアやケニアで見た路上の乞食とか物乞いとかも、最近南に下るにつれてあまり見なくなったのは僕も気づいていた。
マラウイは農民も多い。自給自足の生活はみんなできているらしい。
まあそういうのを僕らにはない「幸せ」だと言う人もいるけど、やっぱり僕はそうは思えない。
言葉は悪いが結局「バカだから幸せ」みたいな状態になっているだけでしょ、と思ってしまう。
それって楽かもしれないけど、ヒトとしてどうなんだろね?って。
どっかの教授が「日本にもカースト制度すれば、生まれたときから生き方も職業も決まってるから悩まなくてすむ。幸せになれる。」みたいなことを言ってたけど、それも僕は同意できないしなあ。
このマラウイも一緒。
「貧しくても自給自足で幸せ!」なんて正直全然同意できない。
とそんなことを思ったけど、マラウイのことはJICAに任せて僕は悠々自適に旅を楽しみましょ。
他国のことをああだこうだ言ってる暇も権利もないしな。
そのマラウイ隊員とは結局4時間以上も話していた。
いろいろ話が聞けておもしろかったけど、調べごとは終わらなかった…。
こりゃあと2日くらい滞在が必要かな。
リロングウェの観光もしたいしなー。
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